50音検索もいる?
「あ行の言葉、見てみたいんですけど・・・」と思う人もいるはず。
または、「お○▽□・・・」と言葉のはじめの音「お」だけ聞き取った、
もしくは「お」から始まる言葉だったけど後を忘れた、という場合もあるはず。
そんなとき50音順に整備された項目語彙があればきっと便利。
それで「50音検索もいるぞ」となりました。
じゃ、どんなデータを用意したらいいの?
項目語彙について、ひらがなの初めの文字
(つまり項目語彙が「笑う」だったら「わ」という五十音)の情報が必要でした。
すべての項目語彙の初めの音を自動入力ではなく、
一つ一つ確認しながら入力していきました。
なぜなら、自動入力だと「拗音」のときに問題が生じるからです。
項目語彙が「腫瘍(しゅよう)」だったら、初めの音は「し」ではなく「しゅ」になります。
自動入力ではそれが「し」になってしまいます。
何千もの項目語彙の中から
どれが拗音かを探してそれ以外を自動入力するぐらいなら、
初めから一つ一つ確認していったほうが確実で作業が早く進みました。
しかし、見落としもあります。メンバー内で何度もチェックしました。
もっと・・・ もっと!
その他、インターネットで提供したいと思うサービスが増えれば増えるほど、
そのために新しい枠を用意しなくてはなりませんでした。
例えば・・・
タグ検索用のタグ情報
(一つの項目語彙には複数の属性がありますから、大変です)
「便利なリスト」にある
声かけ表現のための情報
漢字学習の手助けになるような情報
学習の手がかりになるような基本的な表現のための情報
などを加えていきました。
「後向きで行く」ってどういうこと?
介護の場面では、とくにそのことばがどういう意味合いで使われているのか、
単に英訳や説明では、その意味が伝えきれない場合があったり、
説明が難しいものもあります。
例えば
「後向きで行く」
普通に考えて、このことば、どんな場面か想像できますか?
何かの競争でもしているのか?なんでまたそんなあぶなっかしいことを?
になりませんか?
しかし、介護の現場では車椅子を押して坂道を下るとき、
という場面だと
「ああ、なるほど」になりませんか。
そのような英訳だけでは伝えきれない意味がある場合に
イラストがあると一目瞭然。それでイラストも付けたい、
という声があがり、イラストも準備しました。
他には
「片肘立ち」・・・肘でどうやって立つの??
「腕を肩に回す」・・・デートシーンじゃないの!?
など、一度「日本語でケアナビ」で調べてみてください。
「ああ、なるほど。そういうことか」
というのがよくわかると思います。
まだまだほしい情報あるぞ
その他に・・・
この例文を話しているのは誰なのか、という話者情報をつけました。
「ぐずぐずしないで、さっさと仕事をしなさい」
(「さっさとする」の例文)
こんなことを後輩に言われたら、一瞬目が点になりませんか?
学習している人は英訳を見て、
「あ、これ使える」と思い、上司や親しい関係にない人に言ったらどうでしょう?
できるだけ、誤解を招かないように、
話者情報をつけることになったのです。
また、補足情報としてコメントが必要な項目語彙にはコメントを、
社会的な情報はコラムとしてデータベースに追加しました。
こうして、はじめは10列もなかったエクセルデータの列は
50列以上にも膨れ上がり、
全データベースの縦幅を見るには
巨大液晶画面52インチはいるんちゃう、というぐらいになりました。
枠決めって、はじめから分かってるといいんですけど、
そうは行かないんですよね・・・。
2007.10.24 13:33 - まえちゃん


