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2008年3月のシンポジウムの詳細が決定!

しもやん

「使える」データベースへの挑戦

「名詞」誕生

開発当初、全てのことばを場面別のカテゴリーに分けていました。
(場面分けへの道のりについては、「ベルトコンベアーの巻(前編)」をどうぞ!)
場面は、一番初めは4つ、そして必要に応じて6つに増えていきました。

どんな場面に分かれていたかと言うと、初めは大きく、

  • 基本的ケア
  • 診療・処置
  • 業務上コミュニケーション
  • 名詞

の4つ。そしてその後

  • 介護
  • 便利なことば

が仲間入りしました。この新入りの2つについてはここでは触れず、
古参の4つのうち、1つだけ異質な感じのする
「名詞」がなぜ生まれたかについて紹介したいと思います。

「基本的ケア」はお世話する場面、「診療・処置」は病院の場面、
そして「業務上コミュニケーション」は仕事の場面、
ということは、そのネーミングからもある程度想像できると思います。
ですが、そこに「名詞」というカテゴリーが突然「ポン」と入っていると、
「『名詞』って場面なのか?」と違和感を持たれる方も多いでしょう。

文献を読み漁ってことば集めをしていた頃、
各ことばを場面別に分けていたことは、既に述べました。
その作業を進めるうち、名詞のことばに関して主に2つの問題が浮上しました。

  • 同じ名詞がいろいろな場面で使われているので、
    「ここ!」という特定の場面に分けるのが難しい。
    (これは名詞だけに限ったことではないんですが、名詞はことばの数がかなり多くて、場面分けが特に大変だったんです。)
  • 色々な場面で使われることばだからこそ、一緒に収録してしまうと
    特色のある動詞や形容詞を引き立たせるのが難しい。
    つまり、場面の独自性を際立たせるには名詞を外した方が好都合。

これらの問題を解決するため、
名詞は場面とは別に、独立したカテゴリーにすることになり、
その結果、他の3場面とは違った性質のカテゴリーとなったんです。

今回は、「名詞」という1つのカテゴリーについてのみに焦点を当てましたが、
実はこの「1つのことばを1つのカテゴリーに入れる」ということ自体に
後々無理が出てくるんです。

この頃、開発メンバーは現在のようなサイトの姿を
イメージしていた訳ではなく、
「タグ検索」という発想も全く持っていなかったので、
「ウェブサイトでどのように見せるか」よりも
「どうすれば作業がしやすいか」を軸に考えていたのかもしれません。

小さな不安を残しつつ、「名詞」はかなり長い間(2年ぐらい)、
1つのカテゴリーとして居座ることになります。

2008.01.15 15:27 - しもやん

次は「場面別役割分担」

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