こちら「日本語でケアナビ」開発室

2008年3月のシンポジウムの詳細が決定!

すなみ

デザインよもやま話

開発側にとっての「使いやすさ」

前回は、関係者への周知を題材に
「使いやすさのデザイン」について考えましたが
使いやすくあるべきなのは、利用者にだけでなく、
僕たち開発側、運営側に対してもそうだと思います。

例えば、日本語でケアナビのことばのデータは、
日夜、その見直しと新規データの追加が検討され、
タイミングを見てサイトに反映されています。
普通に使っている分には見えにくいところですが。

ことばのデータは全てExcelで管理されています。
そのExcelファイルに書かれた膨大な内容を
ケアナビのサイトに簡単に反映させることができる
専用のシステムがサイトに用意されています。

僕が開発に参加することになった時点ですでに、
データはExcelでまとめられていました。
これをサイトにするうえで形式を作り直すのは、
データが膨大なだけに現実的ではありません。
Excelファイルをそのままサイトのデータとして
組み込める仕組みを作ってほしい、と
開発担当の加藤さんにお願いしました。

おかげで、データ作りの頃から今も一貫して
使い慣れたExcelでデータを作成・管理しています。
完成したデータをサイトに反映させるのは、
管理画面からの簡単な操作でできるようになっています。

また管理画面からちょっとした訂正も可能です。
利用者はページとして組みあがったものしか見ませんが
開発側にとっては、それを実現するまでの作業が大変で
多大な時間と労力を費やしています。
しかも作業は地道で、正確性が求められます。

そうした作業を少しでもスムーズに進めるため、
ワークフローに合ったシステムを作ることや、
管理画面で簡単な操作ができる仕組みを考えるのも
技術者と協力して行なう「使いやすさのデザイン」です。

利用者にとってはもちろん、
開発側・運営側にとっても使い勝手のよいものを作る。
うまくデザインされたプロジェクトとは、
そうした様々な面のデザインの成果の結晶だと言えます。

「日本語でケアナビ」のプロジェクトも、
最初から想定していたのでうまくいった部分、
作りながら気づいて修正していった部分、
失敗して勉強になった部分などたくさんあります。
こうした経験が、デザインのノウハウとなり、
より良いものを作り続ける基盤になるのだと思います。

2008.03.02 11:10 - すなみ

このトピックの記事一覧へ

コメントする