日本語でケアナビのサービスを説明するときに
僕らはよく「辞書」という言葉を使います。
でも、この言葉はケアナビのタグナビの良さを
十分に表しきれていない、とも思っています。
一般に「辞書を引く」ことの目的は
「ことばの意味や用法を知るため」です。
ことばの意味がわかることがゴールだと考えると、
とにかくゴールにスムーズにたどり着けることが重要で
その過程、辞書のページをめくっていく作業は
あまり意識されない、重要でないものに見えます。
電子辞書などは特にそうかもしれません。
文字を入力してボタンを押せば結果が瞬時に出ますから。
しかし、ケアナビのタグナビは、
ゴールである「言葉の詳細説明画面」だけでなく、
そこに行き着くまでの過程の画面、
タグによって絞り込まれた「ことばのリスト」も
非常に価値があるものだと考えています。
ここが、ケアナビは辞書ではない、という理由の1つです。
基本的に、紙の辞書にも電子辞書にも、
特定の「ことばのリスト」は存在しません。
単に全てのことばが50音順で並んでいるだけです。
いわゆる学習用の単語帳などでは、
場面別や頻度別に並べたものもありますが、
並べ方はどれか一種類しかありませんよね。
リスト化する切り口は1つしかないということです。
これに対して、ケアナビのタグナビは
タグの組み合わせ次第で無限の切り口がある、
とも考えられるわけです。
これはサイトならではの機能です。
思い出すのは、受験のときに使っていた英単語帳。
基本的に「試験に出やすい順」に単語が並んでいますが
ときどきコラムと称して、関連のある言葉を集めて
まとめて覚えられるようなコーナーが載っていました。
例えば、体の部位の表現とか、対になる言葉だとか、
モノの数え方だとか、慣用句を集めたりだとか。
タグナビのタグは、そうしたコーナーを
機能として実現しているともいえます。
外国語を勉強をしていると、
「**についてのことばのリストが欲しい!」と
思うことは決して少なくないように思います。
旅行で使える表現だとか、
レストランで注文するときに使う言葉だとか、
医者にかかるときに覚えておくといい言葉だとか。
実際、場面別や用途別の単語集は世に出ていますが、
そのニーズは人によって異なってくるでしょうから、
その度に違う本を出すわけにはいきませんよね。
ケアナビの場合、タグがそのニーズ、切り口となり、
タグを組み合わせた結果画面が「ことばのリスト」として
有効に活用できる可能性を持っています。
例えば「1日のあいさつ」というタグを
選んだときに表示されるリストを印刷すれば、
教科書にあいさつの場面が取り上げられているときの
関連語リストとしても使えるでしょう。
これは辞書だ、という固定観念があると、
タグナビでことばを絞り込む過程は過程にすぎない、
と捉えてしまいがちです。
でも、これを目的別に言葉を集めた勉強用リストだ、
と考えると、好みのリストを作るためにタグを使う、
という新しい活用方法が見えてきます。
リストは単なる過程ではなく、
それ自体が終着駅にもなりうるということです。
実はこの考え方はWebサービスとしても形になっています。
例えば、自分の会社の名前でGoogleを検索したとしましょう。
その検索結果は
「会社について言及しているページのリスト」
ということになりますね。
会社の評判が気になるので、リストアップされたリンク先を
ひとつずつ確認していくこともあるでしょう。
このリストは動的なもので、今日は10件しかないけれど
来月には15件に増えているかもしれません。
Googleのような検索データベースは常に更新されるからです。
その後に増えた5件の内容は気になりますよね?
再度キーワード入力→検索しても構わないわけですが、
この検索結果のURLをブックマークしておけば、
クリック1つでリストを呼び出すことができます。
さらに一歩進んで、特定のキーワードを登録しておけば
そのキーワードの検索結果に変化があるたびに
通知してくれるというサービスもあります。
これはまさに、最新のリストを手に入れたいという、
リストそのものに価値があることを示すものです。
みなさんも、タグを使った「マイリスト」作りに
ぜひチャレンジしてみてください。
2008.02.15 14:53 - すなみ


