タグにレベルをつけて順に選ぶインターフェースは、
タグの持つ自由な絞り込み感を保ちつつ、
カテゴリーの見やすさも取り入れた、折衷案です。
こうしたインターフェースは、
特に「タグって何?」という利用者にとっては、
カテゴリー的な流れでタグを追加していける点で
分かりやすいのではないかと思っています。
しかし、レベル1から、レベル2、次にレベル3へと
決められた順にしかタグを選べないのは不便、
と感じる利用者もいるでしょう。
タグは本来自由にどれでも選べるものなのですから、
このやり方では、その良さが生かされないのも事実。
そこでタグナビのトップでは、
全てのタグから自由に選んでいけるように
ドーンと全部のタグを一覧表示させています
(レイアウトはレベル別に整理してありますが)。
上級者はここからスタートしてみてください。
また、第5回で説明したように、
選択したタグをクリックすることで
レベル3やレベル2のタグだけが選ばれた状態に
することができます。
タグを好きなように追加していき、
リストアップされる言葉の数がどう変化するのかを
眺めてみるのも良いでしょう。
選んだタグによっては、自分の予想以上に
言葉を絞り込みすぎてしまうこともあります。
そんなときは戻って別のタグを選んでみるのも良し。
選択済みのタグのうち1つだけで絞り直すのも良し。
とにかく、タグを足したり引いたり選び直したりして
試行錯誤の中で新しい言葉と出会うのが、
タグを使ったナビゲーションの醍醐味ではないでしょうか。
このように日本語でケアナビは、
初心者向けにカテゴリー的ガイドを用意しつつ、
本来のタグの良さを生かす絞り込み機能も備えた、
欲張りなインターフェースになっています。
しかしながら、タグという概念が一般に普及しておらず、
またサイト自体に特に目立った説明がないこともあって、
思った以上にタグナビ自体が有効に活用されていない、
という現実を公開後に知らされることになります。
よりわかりやすいインターフェースの研究はもちろん、
タグナビの便利な使い方もデモンストレーションで
実演伝授するような広報活動も必要なことを
開発メンバーはひしひしと感じています
(ケアナビの使い方の説明ページや、
手のひらサイズの「使い方ガイド」、
パンフレットでもタグナビを解説しているのも、
そうした広報活動の一環です)。
でも、ほんとにタグナビはチャレンジする価値のある、
新たな発見を約束する機能だと思っています。
今まであまり使っていない方、ぜひ挑戦してください。
これで「日本語でケアナビ」のタグの説明は終わりですが、
タグに関する面白い議論がまだまだ残っています。
次回からは、タグとキーワードという視点で、
他のWebサービスも紹介しつつ、お話していきます。
2008.02.07 14:59 - すなみ


