ここで、タグを使ったWebサービスを紹介しながら、
タグについての理解を深めてきましょう。
ご紹介するのは、タグクラウド(Tag Cloud)という見せ方です。
下の図を見てください。

これは、写真共有サイト「flickr」のPopular Tagsの一部です。
表示されている言葉がタグなのですが、
それぞれ大きさが異なっていますよね。
これは、たくさんのモノ(ここでは投稿写真)に
付けられているタグは大きなサイズで表示し、
あまり出番のないタグは小さなサイズで表示する、
というシステムに則った見せ方です。
タグを記事の分類に使っているブログなどで
よく見られる手法です。
また、この場合は文字の大きさですが、
色で違いを表すようなパターンなどもあります。
出番の多いタグはより黒っぽく、
出番の少ないタグはよりグレーに、という感じです。
さらに出番の多い順にタグを並べると、
きれいなグラデーションとして見せられるわけです。
モノクロでなくカラーならレインボーもできますね。
タグクラウドの良いところは、
全体の傾向を把握することができる、ということです。
例えばブログの記事をタグ付けし
タグクラウドで見せるとしましょう。
記事に多く付けられるタグはより目立つので、
タグクラウドで表されたタグのリストを一望すると、
そのブログで語られることの多いテーマが読み取れます。
記事をほとんど読まなくても、
「あぁ、このブログは@@@の話が多いんだな」
ということがわかるわけです。
残念ながら日本語でケアナビでは、
タグクラウドは採用しませんでした。
たくさんの言葉につくタグは、
確かにデータベースの傾向を表すものですが、
それが大きな文字で目立って表示されると、
それがさも重要であるように見えてしまいますが、
データの作り手の意図は必ずしもそうではありません。
あまり多くの言葉には付いていないが重要なタグ、
ある特定の言葉を探す場合に大活躍するタグが、
小さいサイズで表示されて埋もれてしまうのは
ちょっと本意ではないからです。
また、これはタグクラウドを使ったブログを見ていて
よく感じることなのですが、
英語のみのタグクラウドに比べて、
日本語のそれはどうも整然とした感じがしないのです。
おそらく、漢字とひらがな・カタカナでは
個々の文字の見た目のサイズ感にばらつきがあるため、
文字を大きくした分だけ目立ち、
文字を小さくすれば目立たなくなるとは単純に言えない、
という面があるのだと思います。
タグクラウドの見せ方については、
試行錯誤されている方がたくさんいます。
興味をもたれた方は、以下のリンクなどもどうぞ。
2008.02.04 13:54 - すなみ


