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2008年3月のシンポジウムの詳細が決定!

すなみ

あの機能あのコンテンツの舞台裏

タグを考える(3)「いいかげんな」タグ

第1回は本棚を例にカテゴリーを、
第2回はフルーツバスケットを例にタグを、
説明してきました。

第3回目は、モノを分類する側の視点と、
分類されたものを探す側の視点で、
カテゴリーとタグの違いを整理してみます。

カテゴリーは箱にモノを収める方法ですから、
どんな名前の付いた箱があるのかがとても重要です。
何が入るのか分からないような名前の箱だと、
モノを分けるときも入れにくいですし、
モノを探すときも「どの箱に何が入ってるのか?」
となってしまうからです。

分けるものがたくさんあるときは、
1つの箱の中にモノが入りすぎてしまいます。
そこで、箱の中にさらに箱を作って分類する、
カテゴリーの階層化が行われることになります。
これは、メインカテゴリー、サブカテゴリー
などと呼ばれるものです。

全てのモノをうまく収めるために
概念を階層化した「きれいな」分類が必要ですが、
これがカテゴリーの難しいところでもあります。
多種多様なものを破綻なく分類するのは難しく、
どこに入れたらよいかわからないモノができたり、
多くのモノを含めようとするあまり
抽象的な名前のカテゴリーを作ってしまいがちです。

ではタグはどうでしょうか。

カテゴリーが、カテゴリー同士の階層関係などを
意識して名付けなければならないのに対して、
タグは「抽出条件として必要なものをタグにする」
ということ以外は、基本的に考えなくてよいのです。
タグはフラットで階層関係がありません。
モノにとにかく必要なタグを必要なだけ付けていく。
数についても制限はありません。

モノ全体の傾向を見ながら決めるカテゴリーと違い
タグはそのモノ自身だけを考えて、
必要なタグを付けてあげればよいのです。
タグ同士の関係性も考えなくて構いません。

このようにカテゴリーに比べて自由度が高く、
ある種の「いいかげんさ」があるタグの分類。
タグは、カテゴリーとはまた違うアプローチで、
多様な利用をサポートする分類方法といえるでしょう。

2008.01.30 10:10 - すなみ

次は「タグを考える(4)タグの理解は難しい?」

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